ヘッドセットについて、第三弾はアヘッド(ネジなし)についてです。

 

 

パーツの位置関係はこうです。

 

「threadless headset」の画像検索結果

 

アヘッド式は別名スレッドレス式とも呼ばれています。

圧入に関しては、スレッドと同じなのでスレッドの方のブログを参考いただければと思います。

 

ヘッドセットについて 其の二

 

ハンドル周りに負担のかかるマウンテンバイクから広まった形で、現在はピストバイクやロードバイクなどでもこの方式が主流になりつつあります。

ステアリングコラムをヘッドパーツの上ワンから上に突出させ、スレッド式より太いステムをコラムの外側に被せて固定する。 

ステムのコラムクランプ部の下端とフォークのクラウン上面でヘッドを挟む格好になる。

必然的にステムはコラムの長さより高くはできない。

ステム高調整にスペーサーを入れることもある。

 

 

これはステムの下やステム上に入れて、ハンドルの高さを調整出来るもの。

これがないと、一定のハンドルのままハンドルの高さを調整出来なくなってしまいます。

 

ねじ切り部分がないのでコラムにスターナット

 

 

 

またはコンプレッションプラグ

 

 

 

これらを打ち込み、ヘッドキャップで抑え込むことによってフォークとフレームを隙間なく抑え込む事が出来ます。

アルミやクロモリのコラムにはスターナットを打ち込み。

カーボンのコラムには打ち込む祭割れてしまうのを防ぐ為にコンプレッションプラグを入れる事が多いです。

 

アヘッド式はシンプルな構造なのでメンテナンスがしやすく、また軽量で高剛性といった利点があります。

またスレッドと違って、コラム部分のカーボン化が可能なので、更に軽量に作れるのもいいところですね。

フルカーボンフォークはアヘッドの利点でもあるのです。

 

ステムも豊富なので、径や角度の選べる幅も広がります。

 

 

スレッド、アヘッドの違いについて触れてきました。

次回は番外編となります。

また、自転車を選ぶ際のご参考に頂ければと思います!

また来週!

 

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