ブレーキ大事です。
みなさんこんばんは!!
DINERの鳴海です。
自転車にも大切なパーツ『ブレーキ』
長く自転車を乗っているとブレーキの効きが弱くなってきます。
これはブレーキシューが摩擦ですり減ったり、
ブレーキワイヤーが伸びることで起きてしまいます。
そこで今日はブレーキの効きを復活させる方法をご案内します!!
ブレーキの効きが弱くなる原因は、先ほども言いましたが、
ブレーキシューが摩擦ですり減ったり、ブレーキワイヤーが伸びることで、
ブレーキシューがリムから離れすぎてしまっている状態です。
この隙間を詰めてやれば、ブレーキの効きが復活するというお話です。
※ブレーキシューがすり減ってなくなっている場合は、まずシューを交換です。
今日はシューがまだ残っている状態での調整方法です。
まずはブレーキキャリパーにとめているのワイヤーをボルトを緩めて外します。
反時計回りに回すとワイヤーを緩めることができ、ブレーキキャリパーが開きます。
ここでは5mmの六角レンチを使用します。
次はブレーキキャリパーをブレーキシューがリムに当たるくらいまで挟むようにします。
この時ワイヤーをしっかり引っ張ってください。
ワイヤーが弛んでいるとしっかり調整できません。
ワイヤーを引っ張れたらキャリパーのボルトを締めてワイヤーを固定します。
しっかり固定できれば一旦ブレーキ調整は完了ですが、
ブレーキの効き具合も見ていきましょう。
これは目一杯ブレーキレバーを引いている状態です。
先ほどブレーキシューをリムに当たるくらいまでの位置にしてワイヤーを固定したので
シューとリムの間隔が狭すぎる状態で、ブレーキレバーが少ししか握れません。
レバーの位置が遠くなってしまい、うまく力を入れて握ることができなくなってしまいます。
こちらの方が先ほどの写真よりレバーを引けているのがわかるでしょうか?
ブレーキシューとリムの間隔を少し広めにとってワイヤーを固定しました。
これは使っているブレーキキャリパーやブレーキレバー、ワイヤーの種類よって
それぞれ設定が変化します。
レバーを半分くらいの位置まで引いた時にブレーキが効くくらいの位置が良いかと思います。
私が今乗っているAVENUE LOですとこのくらいの間隔がちょうど良い位置でした。
今やった方法でブレーキ調整ができますが、工具を使わずもっと簡単な方法もあります。
ますはブレーキキャリパーのこの部分です。
この部分を反時計回りに回すと⭕️で囲んだ部分が上に上がってきます。
ブレーキキャリパーを手で挟むように握るとやりやすくなります。
こうすることでワイヤーを引いた時と同じ状況を作り出すことができます。
出先で工具がなかったり、無調整する際などにもこちらを使用して調整します。
もう一つはブレーキレバー側で行います。
ブレーキレバーのこの部分です。
先ほどのキャリパーの調整と同じ原理です。
この部分をブレーキの効きがちょうどよくなるところまで回し出します。
⭕️で囲んだ部分を元の位置に戻すことで固定できます。
工具を使わずにブレーキ調整する方法でした。
次はブレーキキャリパーがセンターからずれてしまっている時の対処方です。
画像は向かって左側に傾いてしまっています。
この状態だと右側のブレーキシューが常にリムに当たってしまうことになります。
この場合はフォーク裏にあるブレーキキャリパーの固定ナットを緩めます。
ナットを緩めればキャリパーを左右どちらにも揺らすことができます。
先ほどの状態からキャリパーでリムを挟むように持ち、
フォーク裏のナットを固定するとキャリパーのセンターをとることができます。
もしこの時に左右どちらかに傾いてしまう場合は、キャリパーでリムを挟まず、
センターに来る状態でナットを締めます。
これで一通りのブレーキの調整が終わりました。
リアも同じ要領で調整することができます。
ぜひみなさんもトライしてみてください!!
ご不明点などはお気軽にお問い合わせください。
では。
- SALE情報 (118)
- EVENT (1)
- News (1567)
- DINER ORIGINAL (101)
- LEADER (202)
- CUSTOMER'S BIKE (91)
- MOVIE (2)
- CARTEL BIKE (337)
- 入荷情報 (235)