フレーム素材について 最終回(番外編2)
フレーム素材について番外編2回目は
「こんなものもあります!」の素材。
DINERでもあまりない素材のご紹介です。
チタン / チタン合金 (titanium alloy)
チタニウムの略語。
チタンにアルミニウム、バナジウム、クロム及びすずを添加した金属。
最初のチタンフレームは1960年代に、英国のスピードウエルが生産した。
1974年に米国のテレダインが最初の大量生産をした。
密度は鋼材の約1/2と軽いが、アルミよりは重い素材。
元々耐蝕性があるので、塗装やメッキは必ずしも必要でない。
とにかく錆びにくいのでよく「一生モノ」と言い出される事が多い。
強度は純チタンが高張力鋼(ハイテン鋼)とほぼ同等で、チタン合金がクロムモリブデン鋼(クロモリ鋼)とほぼ同等。
剛性を表す縦弾性係数は、鋼材の約1/2強(約6割=0.6)、アルミの約1.5倍。
チタンの欠点は、材料費が高い上、溶接および加工が難しいため加工費も高くつくこと。
作り上げるのが大変な上に元々高価なモノなので、取り扱うメーカーも少ない。
主なチタン合金を下表に示す。3Al-15V-3Cr-3Snは、加工性が比較的良好なので、歯形の加工が必要なスプロケットに使われている。
とにかくフレームを作る工程に高度な技術が必要なのと元々の素材が高価と言う事であまり使うメーカーがないので、珍しい車体です。
チタンよりもクロモリ・アルミ・カーボン素材の方が断然に安い費用と技術が発達認め今ではこの3種類がメインでフレームとして取り扱われています。
4週に渡ってご紹介した素材についての豆知識少しわりましたでしょうか???
DINERではアルミフレームとクロモリフレームがメインとしてあります。
例として
よくしなる、頑丈なので細く作れるが特徴のクロモリフレーム。
軽くて力が伝わりやすいアルミフレーム
クッション性が良く、軽いので剛性を増す為に太く作っても軽量に作れのでDINERではその特製を生かしてパーツをメインにカーボン。
これでひとまず、フレームの素材のお話は終わりです。
ですが、ピストバイクと言ってもまだまだ奥深さがあるので、
また来週も何か別の知識をご紹介いたしますね。
それではまた!
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