フレーム素材について 其の三(番外編)
フレームについて3回目は少し番外編です。
カーボンについてです。
正式名 称炭素繊維強化プラスチック(carbon fiber reinforced plastic)
炭素繊維のみでは成型できないので、形状を維持するためにエポキシ樹脂などで固めたものの事を言います。
強度は、炭素繊維の原料の種類、繊維の織り方、積層数、樹脂の割合などで異なってきます。
炭素繊維そのものの強度は鋼材よりも大きいが、樹脂の強度、弾性率は鋼材よりも小さいので、
成型されたものは炭素繊維そのものの強度、弾性より低下するものの、鋼材と同程度、もしくはそれ以上の強度を持つので強度は保証されています。
炭素繊維強化樹脂の炭素繊維の割合は容積で60~65%のものが多い。樹脂の割合は質量で25~40%のものが多い。
軽さの指標となる密度は、クロモリ鋼の約1/5、アルミ合金の約1/2になります。
まとめるとカーボンはカーボンだけで形状が維持出来ないのでエポキシ樹脂なので固めないと形にならなく、
その比率は大体のものが6:4程で出来ているものがほとんど。
カーボンそののものの強度は大きいが、固めるのに使う樹脂は強度がそんなにないもののカーボンの強度が大きいので、クロモリ同等の強度は持てる。
そしてなにより軽い。
という事ですね。
衝撃吸収にも長けていますので、アルミフレームの少し硬いフレームと組み合わせる事が多くみられます。
LEADER BIKES等のフォークがカーボンなのはこのためです。
全体的に機能性に長けている分、やはり高価な素材となっております。
DINERではフレームより、ホイール・ブルホーン・シートポスト・サドル・フォークに使われる事が多いです。
オリジナルブランドが故、価格帯もリーズナブルなパーツが豊富に揃っています。
例えば、オールカーボンを使用しているこちら。
DINER 3SPOKE CARBON CLINCHER WHEEL FRONT ¥97,200
CARTEL BIKES CARBON WHEEL C.B.3 FRONT ¥86,400
見た目の重量感とは裏腹に先ほどのご説明通り、軽量なホイールとなっております。
例えばこれがアルミと考えると重さは2倍になるわけですから、
重量は歴然です。
またよく聞かれるるはこちら。
シートポストの耐久性。
こちらも、よく「耐久性大丈夫ですか?」と聞かれるのですが、アルミの倍の耐久性を見込めますので、
心配無用です。
軽さも保証付きなので、スタンディングで漕いだ時の横に振られる感覚も軽減出来ます。
等々。。。
DINERではそのカーボンがオリジナルな故、リーズナブルに手に入れる事が出来ます。
性能良し、価格帯良し、見た目良し、のCARBON PARTSをぜひ愛車に組み込んでみてはいかがでしょうか!!
フレームから少し話がズレ込んでしまいましたが、
今回はカーボンについてでした。
魅力いっぱいですので、気になったものがございましたらぜひお問い合わせ下さい!
そして、次回は素材ラスト、番外編になります。
メインで取り扱いのある物意外になります。
お楽しみに!
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