先週に引き続き、月曜の今日はフレーム素材についてご説明します。

前回クロモリをご紹介いたしましたので、本日はアルミニウムのフレームについてです!

 

 

まずアルミフレームはピストではポピュラーな素材ですが、何がいいのかと。。??

それはやはり軽量かつ堅牢で、錆びにくいうえに安価であるため、初めての方から上級者まで幅広く使われている事にあります。

  

アルミ合金のフレームは鉄などに比べて剛性に少しかけるので密度を高めるために太めに設計されるのです。

クロモリのように細い自転車を作り出そうとするとポッキリいってしまうため。。

ですが、とても軽い素材なので太く作っても不自由はしないんですね。

 

次に走り心地ですが、やはり良く言われるのが「硬い」でしょうか。

しかし、それが全面的に悪いわけではなく、密を高めて作っているのでパワーロスが少なく、力が伝わりやすい構造となっております。

走り出しの力の伝わり安さで加速もクロモリに比べると容易にできます。

 

では、そんなアルミを使用したDINERでも代表的なアルミフレームをご紹介いたします。

アルミも一言に言っても色々な物がございますので、それも合わせてご紹介いたします。

まずは7000番台のアルミを使用しているこちら。

 

 

STATE BICYCLE UNDEFEATED II ¥162,000

 

7000系

アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、を主とする合金です。

余談ですが7075合金は『超々ジュラルミン』として日本で開発されたもので、アルミ合金の中でも最高レベルの強度を持っています。

7000系は軽量で剛性の高いフレームを作ることが可能ですが、少し硬いため加工性が難しく比較的高価な製品になってしまう事が多いです。。

強度が何よりも求められるダウンヒルデュアルスラローム用など前後にサスペンションを備えたフルサスペンションのマウンテンバイクにも使われる事が多くなってきています。


そしてもちらも、同じく7000系。



こちらはColumbus Airplane 7005-T6 aluminum

COLUMBUSのパイプで軽量な事はもちろん、剛性も抜群に作られています。

 

次は車体の名前にもなっているこちら。


STATE BICYCLE 6061 BLACK LABEL BLACK ¥140,400

 

6000系

アルミニウム、マグネシウム、ケイ素を主とする合金で、代表的なものは6061、6063合金がある。強度は7000系に比べて少し劣るものの、塑性加工性に優れることから複雑な加工を必要とする製品や比較的安価なフレームに用いられる。

アルミの中でもしなやかな乗り心地となります。

重量的には7000系にはほんの少し劣ります。

主にロードバイクやシクロクロス、クロスカントリー競技用のマウンテンバイクに使われる事が多い。

このSTATEも例外ではなく、乗りやすい1台となっております。

重量も軽減できるカーボンをフォークに取り入れている事で重さは解消できます。

もちろん6061 BLACK LABELはカーボンフォーク初期装備!!

 

DNERで人気のこちらも同じく6061。

 

8bar bikes FHAIN V2 COMPLETE BIKE Polish ¥124,200

 

Double Butted 6061 Aluminium

 

クロモリとまではいきませんが、しなやかで乗り心地のいいパイプですので、

「まずは!」とお考えの方にもおすすめです!!

 

車体にはこの2つの6000系7000系2つがメインで使われています。

 

お次はオマケで、2000系

アルミニウム、銅、マグネシウムを主とする合金で、代表的なものに2014、2017、2024合金があります。

これはフレームではなくハンドルバー、バーエンド、シートピラーなどのカラーパーツに使われることが多い。

 

そんな中独自のアルミを使用しているLEADER BIKESです。

 

LEADER BIKES 735TR ¥199,800

 

アルミだからこそ出来る、太めを生かした極太のフレームです。

見た目のインパクトは大。

ストリートで目立つ事間違いなしです。

 

と、車体のご紹介も致しましたのでアルミはこの辺で・・。

来週はカーボンについての記事でご紹介したいと思います。

 

それではまた!

 

 

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