ヘッドセットについて第2弾からは、それぞれのヘッドパーツについてです。

本日はねじ切り式(スレッドステム)についてです。

 

 

以前も少し触れてご紹介いたしましたが、

上端にねじを切った操縦管(ステアリングコラム)に取り付ける、伝統的なヘッドセット(操縦管用の軸受)。

 

 

アヘッド、が主流となって来ていますが実は「ノーマル」と言われるのはスレッドなのです。

これは昔ながらのヘッドセットで、今ロードバイクやマウンテンバイク等に使われる事はほとんどないです。

 

ピストバイクやシティバイク(ママチャリ等)で使われる事が今となっては多いです。

 

 

 

競輪で認定されていて使われているNJSフレームなんかもこのねじ切り式です。

ねじ切りのヘッドセットはステムでハンドルの上下の位置を調整できるのが魅力的です。

 

 

ロングライドのハンドル調整も楽にできます。

 

次はヘッドパーツの構造です。

 

 

この画像でいうと、TOP SET RACEとBOTTOM SET RACEをフレームヘッドチューブに圧入する形となります。

ハンドルを切る祭に滑らかに切るのに必要となってくるボール状のものがBEARINGです。

 

 

上下に入れるのですが、これがないと、滑らかは愚かハンドルがきれなくなってしまいます。

ボール部分が回ってくれるのでハンドルは容易に切る事ができます。

ここにグリスアップをする事でギシギシ感を防げます。

また気にかけてグリスアップをする事で長く維持する事が可能です。

その手間を少しでも防ぐのがシールドベアリングなのですが、

しっかり手入れをすればボールベアリングの方が回ってくれます。

 

フォークにはクラウンレースを打ち込みます。

 

 

THREADED TOP RACEでフォークのねじ切り部分と被せます。

 

WASHERを挟んで、TOP LOCK(固定ナット)でフォークとフレームをしっかり固定します。

こレラパーツで構成されています。

 

一つでもかけると事故、走行できない状態になってしますので非常に重要なのです。

見た目があまり変化しないので、カスタムされるかたは少なかったりしますが、

重要な箇所なので、ここを拘ると走行が一気に変わります。

ヘッドパーツで有名なCHRIS KINGのスレッド式も出ていますので、

気になる方はぜひ。

 

 

カラーも豊富なので、こだわってみてはいかがでしょうか?

 

来週はスレッド(ネジなし式)のヘッドパーツの紹介を致します。

それではまた。

 

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