フレーム素材について 其の一
ピストバイクを選ばれる際、代表的な素材のもので
ハイテン・クロモリ・アルミ・カーボン、ナドナド。。。
いろんな素材に分かれていますが、その特徴について今週から4週に渡ってご紹介、ご説明していきたいと思います!
フレームを選ぶ参考になれば。。と思いますので、ぜひお付き合い下さいませ。
1週目の今日、まずはクロモリから。
クロモリクロモリと呼ばれていますが、これは略称であって、
クロムモリブデン鋼(chromium molybdenum steeL)
が正式名称です。
鉄にクロム/モリブデン等を添加した低合金鋼の一種です。
クロモリの特徴といえば、やはり引張強さ。
これは材料の破壊限界を示す強さになるのですが、強度はアルミやチタン、カーボンよりも強い作りとなっています。
なので、やはり薄くしても管としての強度は得られるため、鉄のパイプの中でも軽いフレームを作ることが出来るのが特徴。
走り心地も適度にしなり、その後適度に反発して、フレームの反発で 自転車がちょっと加速するような感覚になれます。
衝撃は吸収するけれど、ペダルの踏込の力は逃がさない、
というのがクロモリ。
細いフレームが作れるのはこのためですね。
そんなクロモリですが、一言にクロモリと言っても色々な種類があります。
メーカーどこで有名なものでいうと。
・コロンバス・カイセイ・タンゲ・レイノルズ
などなど。
DINERでもよくブログに出てくるのはコロンバス。
コロンバスのパイプはクロモリだけではないのですが、
CINELLIのクロモリライン、GAZZETTAやWORK FRAMEに使用されています。
さらに8barのノイルケンにはレイノルズのパイプを使用。
そして、DINER切っての至高クロモリ素材を使ったフレームがこちら。
カイセイ 8630R です。
ニッケルを加えることでクロモリ鋼よりも硬さ、粘りが増したパイプ。
ニッケルを加えた事によって正確には「ニッケルクロームモリブデン鋼」と細くなってしまうので、そう言った事もまた次回に。。
薄肉なので剛性はそのままにアルミにも負けない軽さを実現しています。
などなど。
一言にクロモリと言っても盛りだくさんに内容が濃ゆくなってしまうので。
今回はクロモリの特徴や種類を少しご紹介させていただきました。
あまり突っ込んでいくとキリがなくなってしまうので、さらに詳しく。
は、またの機会に。
それではまた!
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